□東北関東大震災
このたびの東北関東大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
どんな言葉を並べても被災された方々と同じ気持ちを共有することは出来ないかもしれません。
まずは身近な節電や燃料の節約から取り組んで行きます。電車や大企業の需要と比べれば小さな事かもしれませんが、一人一人の気持ちが大切ではないでしょうか。小さな気使いが積み重なって、やがて大きな力となり、被災地や日本の力になればと考えます。
地震当日[自分]は栃木県さくら市に営業のS.Aさんと車で出張していました。打合せを終えて高速のインターに乗る直前で地震があり、高速に乗ることが出来ず、一般道で帰りました。
停電で信号は消え、コンビニは大混雑、車は大渋滞で会社に到着したのは夜中の12時でした。電車が止まっていたので会社には半数以上の社員がいましたが[自分]は走って帰宅することにしました。以前から家族に「会社に行っている時に災害があったら走って帰って来るように」と言われていたので今回実行することにしました。
両国の本社から逗子の自宅まで約60kmありますが途中始発が動いたら電車に乗るつもりで出発しました。帰り道は徒歩で帰宅する人があふれ、車は渋滞して動かず、役所や学校は帰宅難民を受け入れていました。
横浜駅で始発電車が動いているか確認しましたが動かないようなので、また走り出します。京浜急行の井土ヶ谷駅で始発が動いていたので電車に乗って帰りました。
両国の本社から井土ヶ谷駅まで約40km、逗子の自宅に着いたのは朝6時でした。妻は「自宅も停電したのでヘッドライトで夕飯を支度して夜7時には子供達と寝た」とのことでした。本当に頼もしい限りです。
今回の震災で各地のマラソン大会は中止の発表をしています。交通機関や原発の問題もあるのでしょうが自粛の意味もあると思います。被災地に配慮するのは当然のことですが被災してない地域まで下を向いていたら日本全体が沈んでしまいます。こんな時だからこそ前を向いて進むしかないです。