□箱根駅伝5区
箱根駅伝は昨年3区(大磯)まで完走し、今年は残りの4区と5区を走るだけです。6月に4区を走る予定にしていましたが、雨天のため中止となり、参加者の都合により4区を飛ばして最後の5区(小田原→芦ノ湖)のみ走る事となりました。7月7日、小田原駅に集合しランニングウエアに着替えスタート地点に向かいます。空はどんよりと曇り空、この先の天候が気になります。途中、小田原市城址公園に立ち寄り記念撮影。
国道1号のスタート地点に到着し軽くをウォームアップ、ゴールの芦ノ湖を目指して出発です。箱根駅伝5区は距離23.4km、標高差864m、私自身この高低差を走るのは初めて、最後まで走りきれるか心配です。スタートしてまもなく、ぽつりぽつりと雨粒は小さく小雨が降ってきました。火照った体を冷やすには丁度いいかも知れません。復路の中継地点「すずひろ」を通過、お土産を買い求める観光客で賑わっています。スタートして約30箱根湯本駅に到着。これから先はコンビニが無いようなので、セブンイレブンでミネラルウォータ等を調達です。ここから先約15km延々と上り坂が続きます。我がチームのトップアスリートN君は、自己記録挑戦のため我等3人を残して一気に駈けあがります。残った3人もスローペースで登って行きます。
函嶺洞門を過ぎた当たりからじわじわと勾配がきつくなってくるようで、塔ノ沢、宮下を過ぎて行きます。あの東洋大学、柏原がどれだけのスピードで駈けて行くの見て見たいものです。登山鉄道の踏み切りを越え小涌園を通過したあたりから、霧がだんだんと濃くなり10m先が見えるのがやっとの状態、道路には歩道も無く路肩の白線上を走りますが、コーナーを曲がるときには、自動車が急に現れるようで、観光バスが通過するときには、思い切り路肩によけないと引かれそうでヒヤヒヤものです。しばらく行くと、携帯が鳴り相手はトップを行くN君から「今、最高地点にいますが先がほとんど見えません!マジでこの先行きますか?」と、まだ時間もあったので「必ずゴール地点まで行くから先を行け!」応答した。言ったからには、リタイヤできないなと、気合を入れて駈けようとするが、なかなかペースが上がらず徐々に歩くペース。
最高地点を越えるまでは歩いてもいいかと進んで行くと霧が益々濃くなり、視界は5m先を見るのがやっとの状態、霧の中を迷子になってもおかしくないなあと、電話してきたN君の気持ちがわからなくもない。とぼとぼと登り、漸く最高地点に到着、ここかは先は下りだし、歩いた分を取り戻そうとスタスタ駈けて行く、しばらく調子よく下っていたが、左脚ふくらはぎがピクピクとこれはヤバイと脚を止めると一気にこむら返り、なんとか踵を伸ばしこむら返りが落ちつきまた走り出したらまたもやこむら返り、諦めてもとぼとぼと歩きだす。日ごろの練習不足が思い知らされる。元箱根あたりから霧は晴れ大鳥居をくぐり、芦ノ湖を右手に進み関所を超えてからラストスパート、先に行ったN君に出迎えられ、ゴ~~ル! お疲れさま!
この日は箱根一泊の反省会。温泉にビール最高でした。